アドビは3月22日、「Adobe Summit 2023」において、企業向けクリエイティブツール「Adobe Express for Enterprise」を発表した。

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「Adobe Express for Enterprise」は、社内の分業化が進んでいる企業内においてもコンテンツ開発をより効率的にスピーディーに行うことができるツール。Adobe Experience Manager（AEM）Assetsとの統合により、エンドツーエンドのコンテンツ開発ワークフローを合理化し、企業はチャネルを横断した顧客エンゲージメントの実現への需要の高まりに容易に対応できるとしている。

今後、新しいミックス・メディア・エディターによるビデオ編集機能の拡張、ユニークなフォント、画像、背景の作成を可能にする「Adobe Firefly」のジェネレーティブAI機能、他のAdobe Creative Cloudアプリケーションを介したクリエイターとの新しいコラボレーション機会を提供予定だという。

アドビのAdobe Express製品担当シニア バイス プレジデントであるゴビンド バラクリシュナン氏は、次のように述べている。「この1年間、Adobe Expressは、初めてクリエイティブ制作に取り組む人から経験豊富なクリエイターまで、あらゆるスキルレベルのユーザーの創造性を引き出す独自の能力を見事に実証してきました。今回発表された『Adobe Express for Enterprise』は、クリエイティブハブとしてクリエイターからコミュニケーターまで、あらゆるタイプのチームをつなぎ、最高品質のアセットやテンプレートのコレクション、統合ライブラリ、新しいブランド管理機能により、誰もがブランドコンテンツを大規模に作成、共有できるよう支援します」