JR西日本は3月20日、在来線のトンネル区間における携帯電話通信サービスの提供状況について発表した。
同社は携帯キャリア各社と連携し、2016年12月までに山陽新幹線の全区間でエリア整備を完了。在来線についても、携帯電話の電波が届きにくいトンネル区間が存在する主要各線で順次整備を進めている。
今回エリア整備が行われた区間は、湖西線(マキノ-近江塩津駅間)、山陰本線(嵯峨嵐山-馬堀駅間)、阪和線(山中渓-紀伊駅間)のトンネル区間。いずれも楽天モバイルを除く3社の携帯電話通信サービスを利用できるようになる。
湖西線と山陰本線のトンネル区間では、3月16日の始発電車からドコモ/KDDI/ソフトバンク回線を利用できる状態となっている。阪和線については、3月16日時点でKDDI/ソフトバンクの整備が完了しており、ドコモは5月下旬頃から提供を予定している。