出雲観光協会は4月より、出雲周遊観光タクシー「うさぎ号」をリニューアルする。
同サービスは、コロナ禍でも安心して出雲市内の各所を巡ることができるタクシーとなっている。
今回のリニューアルでは、密を避けながら電車・バスでは訪れられないご利益・開運の地を巡るなど、「海・森・郷」をテーマとした6コースにくわえ、短時間・低価格で人気スポットを巡る「子うさぎ」シリーズにも新コースを用意。
通常コースでは、出雲市の南部から雲南市までの古代の神話が息づく出雲の山々を周遊するルートや、素戔嗚尊(スサノオノミコト)によるヤマタノオロチ退治の舞台を巡るストーリー性のあるルート、公共交通機関では訪れることが難しい神社の朱印を集めて回るルートなどが楽しめる。
コースは、「海の出雲 神々由縁の地を巡る」(1万5,000円~2万1,000円/約6時間)、「森の出雲 ご朱印の旅」(1万3,000円~1万9,000円/約5時間)、「森の出雲 素戔嗚尊とヤマタノオロチ伝説」(1万6,000円~2万2,000円/約6時間)、「郷の出雲 縁結び・縁切りの旅」(1万4,000円~2万円/約5時間)、「郷の出雲 出雲・松江縁結び3社参りの旅」(1万5,000円~2万1,000円/約6時間)、「郷の出雲 世界遺産石見銀山と出雲大社巡りの旅」(2万2,000円~2万8,000円/約8時間)。
子うさぎシリーズコースでは、出雲大社にくわえ日御碕神社や須佐神社、稲佐の浜などからプラスワンの人気スポットが選択可能。
日本遺産「日が沈む聖地出雲」の構成遺産として認定されている稲佐の浜で夕日を眺めた後に、海沿いの本格イタリアンの店舗で特別な食事が楽しめる新コースも登場する。
コースは、「国譲り神話 出雲大社と稲佐の浜~出雲大社の起源を知る~」(1万1,000円~1万7,000円/約4時間)、「出雲2社参り 出雲大社と須佐神社~素戔嗚尊と大国主神~」(1万1,000円~1万7,000円/約4時間)、「出雲2社参り 出雲大社と日御碕神社~出雲大社から神が創り出した海岸線をめぐる旅~」(1万1,000円~1万7,000円/約4時間)、「日が沈む聖地出雲 出雲大社と稲佐の浜~出雲大社の起源と夕日の絶景~※夕食付」(2万1,000円~2万7,000円/約4時間)。
全コースにおいて、予約後に準備する地産地消の食材を使った四季の料理または郷土料理や食文化が楽しめる特別メニューが楽しめる。メニューは、「うに丼」や「のどぐろ定食」「うず煮膳」など。