LIXIL住宅研究所は3月16日、「住まいのランドリースペースに関する調査結果」の結果を発表した。同調査は2月9日~12日、沖縄を除く全国の一戸建てに住む既婚女性555人を対象に、インターネットで実施した。
自宅の洗濯の干し・乾かす作業で最も多いパターンについて尋ねたところ、「天日干し」(44.9%)が最も多く、次いで「室内干し」(32.4%)、「洗濯機の乾燥機」(10.8%)となった。
自宅の洗濯物干しについての悩みを聞くと、最も多い回答は「室内干しするとカラッと乾かない」(36.2%)で、「天候によって洗濯できない(干せない)日がある」(29.9%)、「室内干しするとどうしても臭いが気になる」(27.6%)と続いた。
天日干しが多い人は「天候によって洗濯できない(干せない)日がある」(49.8%)が最も多く、「室内干しするとカラット乾かない」(46.2%)、「部屋干しするとどうしても臭いが気になる」(34.9%)という順になった。
洗濯物を室内干しすることが多い人の悩みは「洗濯物を干すスペースが狭い/少ない」(38.3%)が最多だった。「室内干しするとカラット乾かない」(37.2%)、「部屋干しするとどうしても臭いが気になる」(23.9%)となっている。洗濯機の乾燥機で乾かすことが多い人は「光熱費が余計にかかる」(30.0%)が最も多かった。
自宅に欲しいランドリースペースについて聞くと、1位は「太陽光がしっかり入る明るいスペース」(40.7%)、2位は「広くて多くの洗濯物が一度に干せるスペース」(36.0%)、3位は「外干し可能だが、悪天候や花粉の時期などは簡単に閉鎖できるスペース」(31.9%)となった。