NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、注文住宅のナチュラルハウスと共同で実施した「電気代」に関するアンケートの結果を発表した。同調査は3月5日~7日、現在一戸建てもしくはマンションに1~4人で住んでいる全国の男女1,341人を対象に、インターネットで実施した。
2023年1月の電気代について聞いて尋ねたところ、60.9%は「1万円以内」と回答したが、2人以上で暮らしている人はほとんど1万円を超えた。4人暮らしの場合、31.7%が「3万円以上」と答えている。
マンションに住んでいる人に、2023年1月の電気代について聞くと、81.4%「1万円以内」と答えた。2人暮らしでも42.8%が「1万円以内」と答えており、一戸建てと比べると、全体的に電気代は安い傾向にあることがわかった。
昨年の1月と比べて電気代がどうなったか尋ねると、9割以上が「昨年より電気代が高い」と答えた。一戸建て住みの45.0%、マッション住みの48.6%が、「去年より1.1~1.3倍ほど高くなった」と答えている。「2倍以上高くなった」という回答も、一戸建て住み・マンション住みとも1割ほど見られた。
電気代を節約するために工夫していることはあるか聞くと、71.1%が「ある」と答えた。
どのような工夫をしているか尋ねると、「こまめにスイッチを切る、エアコンの設定温度を下げる」「使わない機器のコンセントは抜いておく。照明はまめに消す」「早寝早起きで夜更かしをしない」「温度計を見てエアコンをつけるか、判断している」「省エネ家電への切り替え、暖房機の温度設定を変えるなど」「風呂の時間をバラバラにせず順に入って行くようにする」といった声が挙がった。