インタツアーは3月16日、「23・24・25・26卒対象 業界別イメージ調査インフラ業界編(ガス・電気・水道)」の結果を発表した。同調査は1月16日~23日、23卒~26卒学生1万8,515名を対象に、インターネットで実施した。
インフラ業界のプラスイメージを尋ねたところ、「安定している」(66.5%)が最も多く、「社会貢献度が高い」(58.4%)が続いた。「伝統的・歴史がある」(20.1%)、「福利厚生がしっかりしている」(16.5%)、「将来性がある」(11.9%)も多い。自由回答では「安定している」「国民のライフラインを支えていて、やりがいがある」という声もあった。
インフラ業界のマイナスイメージを聞くと、最も多い回答は「作業的」(39.7%)で「昔ながらの文化がある」(31.1%)が続いた。以下、「全国転勤がある」(27.8%)、「自由度が低い」(18.1%)、「裁量権がない」(17.1%)という順になっている。自由回答では「業務量や残業が多そう」「つまらなさそう」という声も多かった。
インフラ業界でイメージする仕事について尋ねると、「メンテナンス」(24.7%)が最も多く、「工事現場で肉体労働をしている」(20.3%)、「営業」(13.8%)、「点検」(13.5%)、「事務」(4.5%)と続いた。
インフラ業界の選考を受けようと思っているか聞くと、34.5%が「受けようと思う(受けた)」「受けるかもしれない」と答えた。65.5%は「受けるつもりはない(受けなかった)」と答えている。
インフラ業界の他に志望している業界を尋ねると、「メーカー」(17.7%)が最も多く、「IT・ソフトウェア・情報処理」(9.2%)、「商社(総合)」(8.5%)、「金融(証券・保険)」(8.1%)、「コンサル・シンクタンク・調査」(6.0%)と続いた。
インフラ業界で思い浮かべる企業名を聞くと、最も多い回答は「東京ガス」(24.4%)だった。2位は「関西電力」(19.1%)、3位は「東京電力」(18.6%)、4位は「大阪ガス」(10.4%)、5位は「中部電力」(7.0%)となっている。