ベクトルは3月16日、「仕事に行きたくない」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。調査は1月18日、一度でも就労経験のある男女500名(男性26%、女性74%)を対象にインターネットで行われた。

  • 「仕事に行きたくない」と感じる理由

    「仕事に行きたくない」と感じる理由

調査によると、「仕事に行きたくないと感じたことがある」という人は95%。理由を聞くと、「職場に苦手な人がいる」(197人)、「疲れが取れていない」(176人)、「やる気が起きない」(153人)が上位に。

具体的には、「ノルマが達成できていない月末は、本当に行きたくない」「職場に嫌いな人がいて、同じ空気を吸うだけで精神的に疲れると考えると憂鬱だった」「通勤ラッシュがしんどかった」「上司が定年間際の方で考え方がとても古い為、仕事のやり方もとても古く効率が悪い」「一日が始まると終わりまでノンストップという感じ」「家事、育児、仕事の両立が大変で疲れがとれない」といった声が寄せられた。

  • 「仕事に行きたくない」ときの症状と対処法

    「仕事に行きたくない」ときの症状と対処法

続いて「仕事に行きたくない」と感じるタイミングについて聞いたところ、「朝起きた時」(339人)がダントツの1位に。また、「仕事に行きたくない」と感じた時に現れる症状としては、「疲労感」(188人)、「症状はない」(181人)、「眠れない」(146人)、「頭痛」(93人)、「吐き気」(80人)が上位となった。

さらに、「仕事に行きたくない時の対処法」を教えてもらったところ、「諦めて仕事に行く」(174人)が最も多く、次いで「割り切る」(131人)、「楽しみを作る」(116人)、「休みをとる」(116人)、「美味しいものを食べる」(110人)と続いた。

具体的な対処法としては、「お金を貰うためだと割り切って働く」「友達と飲みに行って発散」「仕事が終わったらDVDを観ようとか、美味しいデザートを食べようとか、具体的な楽しみを探す」「原因となる人たちと距離を取り、怒られる回数を減らす」「朝起きた時にギックリ腰になったと嘘をついて休む」といったコメントが寄せられた。