近畿日本鉄道は、「きんてつ鉄道まつり 2023 ~Spring~」と銘打ち、4月22日に五位堂会場(五位堂検修車庫)、5月13日に塩浜会場(塩浜検修車庫)で開催するイベントの概要を発表した。入場者数に制限を設けず、誰でも来場可能なイベントとなる。
同社は昨年秋、「きんてつ鉄道まつり 2022」を入場者数限定で開催。しかし、「楽しみにしていたが予約できなかった」などの声が多かったことから、今春に限り、より多くの人に楽しんでもらえるイベントを開催することとなった。
4月22日に五位堂会場(五位堂検修車庫)で行われるイベントでは、運転士の操作体験、線路の保守に用いる「レールサイクル」乗車体験、デジタルきっぷでの自動改札機体験などを予定している。一部イベントは事前応募・抽選制に。応募方法と応募期間は、「鉄道まつり」公式サイトで確認できる。
5月13日に塩浜会場(塩浜検修車庫)で行われるイベントでは、「線路や電気のしごと」体験、電気検測車の見学、車掌の扉操作体験など予定している。イベント当日、塩浜会場へのアクセスツアーとして、「楽」の貸切列車で大阪上本町~塩浜間を結ぶツアーと、「あおぞら2」の貸切列車で鳥羽駅から塩浜駅まで結ぶツアーも行われる。
「楽」のツアーは近鉄サイト内「おすすめのツアー」で販売。「あおぞら2」のツアーは3月26日11時から、近鉄名古屋駅、桑名駅、近鉄四日市駅、白子駅、津駅、伊勢中川駅、宇治山田駅、鳥羽駅の各駅営業所で販売する。