お笑い芸人のやす子が、きょう18日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。

  • マツコ・デラックス(左)とやす子=日本テレビ提供

いつもの迷彩服ではなく私服で登場し、開口一番「マツコさんのためなら窓ガラスも割る!」というやす子に“狂気”を感じるマツコ・デラックス。そんな中、1LDKのやす子の自宅から中継開始する。

自宅にはやす子の個性を感じるアート作品や目標をつづった張り紙が飾ってあり、やす子の今年の目標に対し、マツコは「お金のことしか考えていない」と分析する。

2021年に出演した『ぐるナイ おもしろ荘』がきっかけで一気にブレークしたやす子だが、高校卒業後は自衛隊に入りブルドーザーオペレーターとして勤務。しかし2年で辞職し、アルバイト生活を開始した。

1年間で15回ほどアルバイトをクビになり、何にも上手くいかず「もう人生はい、終わり~みたいな感じでこのままロボットのように働くんだ~」と思いながら過ごしていたという。そんなやす子に対し、マツコは「18歳になるまで人生を諦めてたって言ってたの、ちょっとアタシ似てるとこがあって…」と、初めて明かしたやす子の心の内に共感を示し、「社会とどう折り合いをつけてどんな仕事をして生きていったら社会の一員になれるのかが全く見えなかった…」と、マツコ自身もかつて社会に感じた違和感について打ち明ける展開に。これまでテレビでは見せたことのない本音をさらけ出す。

お笑い芸人としてバラエティ番組で活躍するほか、最近はラップの楽曲制作にも力を入れている。自身で作詞作曲したラップをSNSにアップすると、トータルで2,100万回再生を超える反響を集めている。一度耳にしたら忘れられない絶妙なメロディーを生み出しており、これにマツコは「なかなか恐ろしいラップだった」と驚きつつも、やす子の“狂気性”が表れていると評し、やす子は「音楽を作るのが自分の心の在りどころとなっていますね」と語る。

さらに、今年25歳を迎えるやす子が「一旦若いむしゃくしゃした自分とは区切りをつけよう、大人になろうという意味で作った」曲の歌詞を披露する一幕も。歌詞を見たマツコは「本質をついてますよ」と感心。マツコを感心させたやす子が記した歌詞の内容とは…。