阪急交通社は3月15日、海外グルメに関するアンケート調査の結果をもとにした海外グルメのランキングを発表した。調査は1月26日〜2月2日、20代以上の男女546人を対象に行われたもの。
まず、海外でその国ならではの料理を食べてみたいと思う国の名前を聞いたところ、1位「イタリア」、2位「フランス」、3位「韓国」、4位「タイ」、5位「スペイン」、6位「台湾」、7位「トルコ」「中国」、9位「ドイツ」、10位「インド」という結果となった。
1位「イタリア」での主な料理はピザ、パスタ、生ハム、ミラノ風カツレツなどとなっている。特に、日本人がイタリア料理としてすぐにイメージしやすいピザやパスタは主に南部で提供され、トマトやオリーブオイルがふんだんに使われるのが特徴。北部では、リゾットやミラノ風カツレツ、バーニャカウダなどの料理が楽しめる。
2位「フランス」での主な料理は、ブイヤベース、ガレット、エスカルゴなど。世界三大料理にも数えられているフランス料理は、魚介類をはじめ、牛、鴨、羊などの肉、ルッコラやロマネスコなどの野菜と、料理に使われる食材が豊富。ソースへのこだわりがとても強いのも特徴となっている。
3位「韓国」での主な料理は焼肉、サムゲタン、キムチ、キンパッなど。韓国ならではの特徴がある焼肉料理としては、豚のばら肉を焼き、サンチュなどで巻いて食べるサムギョプサルがある。また、丸鶏の中にもち米や高麗人参、なつめなどを詰めて煮込んだサムゲタンは、薬膳料理ともなっている。
4位「タイ」の主な料理はトムヤムクン、パッタイ、タイスキなど。5位「スペイン」の主な料理には、パエリアやアヒージョ、スパニッシュオムレツなどがある。
現地で食べてみたいと思う海外の料理は、1位「ピザ」、2位「パスタ」、3位「パエリア」、4位「カレー」、5位「トムヤムクン」となった。
現地で食べておいしかった海外の料理は、1位「パエリア」、2位「ピザ」、3位「パスタ」、4位「ステーキ」、5位「ハンバーガー」「北京ダック」となっている。
最後に、海外ではどんなお店でグルメを楽しみたいか聞いたところ、1位は「庶民的なお店」(53%)、2位「穴場的なお店」(43%)、3位「有名なお店」(36%)という結果となった。