大東建託は3月15日、過去最大級の居住満足度調査の結果をもとに集計した「借りて住んだ(賃貸)&買って住んだ(持家)街の住みここちランキング2022(関西版)」を発表した。
「借りて住んだ街(駅)の住みここちランキング」の1位は、兵庫県明石市に位置する駅「西新町(山陽電鉄本線)」となった。
2位は「夙川(阪急神戸線)」、3位は「烏丸御池(地下鉄烏丸線)」。烏丸線と東西線の2路線が乗り入れている京都府京都市中京区に位置する駅で、「生活利便性」で1位、「自然観光」で7位の評価を得ている。
トップ10の駅では、1位の「西新町(山陽電鉄本線)」のほか、7位の「さくら夙川(JR東海道本線)」や8位の「四天王寺前夕陽ケ丘(地下鉄谷町線)」、9位の「南千里(阪急千里線)」が今年新たにトップ10入りとなった。
「さくら夙川(JR東海道本線)」は、「街の住みここちランキング2022(関西版)」で4位、「南千里(阪急千里線)」は8位の駅となっている。
上位13位までの駅は、偏差値が70台と極めて高い評価を得ている。また、14位〜50位の駅も偏差値60台で相対的に住みここちが良いという評価になっている。
「借りて住んだ街(自治体)の住みここちランキング」の1位は「大阪府大阪市北区」。「生活利便性」で1位、「交通利便性」で2位の評価を得ており、「街の住みここちランキング2022(関西版)」では5位の自治体となっている。
2位の「大阪府大阪市天王寺区」は、「交通利便性」で1位、「行政サービス」で2位、「生活利便性」で3位。「街の住みここちランキング2022(関西版)」では1位となっている。
3位の「兵庫県芦屋市」は、「静かさ治安」が1位、「自然観光」が3位、「親しみやすさ」が4位、「行政サービス」が5位となっており、「街の住みここちランキング2022(関西版)」では4位となっている。
トップ10の自治体のうち、7自治体が「生活利便性」もしくは「交通利便性」で10位以内に入っている。また、9自治体が「街の住みここちランキング2022(関西版)」でもトップ10となっている。
なお、同調査は、関西(大阪府・京都府・奈良県・兵庫県・滋賀県・和歌山県)居住の20歳以上の男女、2019年〜2022年の合計11万5,676人を対象に集計したもの。近接駅は統合し、2つ以上近接駅を統合した場合は、駅名の後にA(area)を付記している。「借りて住んだ街(駅)」は駅徒歩15分以内に居住している回答者が20人以上の駅を、「借りて住んだ街(自治体)」は回答者50人以上の自治体を対象に集計している。