俳優の山田裕貴が主演を務める4月期のTBS系金曜ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(毎週金曜22:00~)に山口紗弥加、大西礼芳、宮崎秋人、池田優斗、村田秀亮(とろサーモン)が出演することが17日、発表された。

  • 左から池田優斗、大西礼芳、山口紗弥加、宮崎秋人、村田秀亮

本作は、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルのヒューマンエンターテインメント。この電車に乗り合わせた乗客で、メディアでも活躍する主人公のカリスマ美容師・萱島直哉役を山田裕貴、正義感溢れる消防士・白浜優斗役を赤楚衛二、高校の体育教師・畑野紗枝役を上白石萌歌が演じる。

山口紗弥加は昨年放送の『シジュウカラ』(テレビ東京)で主演を務めるなど、1994年のデビュー以降、映画やドラマを中心に出演作が途絶えない実力派女優の一人だ。本作で演じるのは、主人公・直哉が勤める美容院のオーナー・三島すみれ(みしま・すみれ)。直哉の過去や事情を知り、若い頃から彼を雇い、面倒をみてきた。直哉に思いを寄せているが、彼の気持ちが自分に向くことはないと寂しさを感じている部分もあり・・・。突如姿を消した直哉の帰りを現代で待つ一人である。

大西礼芳は2011年のデビュー以降、NHK連続テレビ小説にもたびたび出演しており、ドラマや映画を中心に活躍する実力派俳優。本作で演じるのはシステムエンジニアの立花弘子(たちばな・ひろこ)。自分に自信がなく人付き合いが少し苦手だが、現在婚活中の女性だ。そんな彼女がこの極限の状況下で、自分の人生の中で大切なものを見つけることができるのか。

池田優斗は5歳から子役として活躍し、近年は様々なドラマに出演する注目の若手俳優の一人だ。本作では直哉の12歳離れた弟・萱島達哉(かやしま・たつや)を演じる。奔放な母親に代わり自分を育ててくれた年の離れた兄に恩義を感じながらも自らの行動によって迷惑をかけたことで素直に接することができずにいた達哉。しかし、自分を改めて直哉と向き合おうと決めた矢先に、直哉が乗車した電車がタイムスリップしてしまう。果たして、達哉と直哉は心の溝を埋めることができるのか・・・!? 年の離れた2人の兄弟愛にも注目だ。

デビュー以降舞台を中心に活躍する傍ら、ドラマや映画にも出演する宮崎秋人は『最愛』(2021年)以来のTBSドラマ出演となる。今作で演じるのは出勤途中、未来にタイムスリップする電車に乗り合わせてしまった会社員の明石周吾(あかし・しゅうご)。承認欲求は高いものの、これといった向上心がなく、自分から積極的に行動することはしない一方で、そんな自分にも苛立ち、劣等感から他人の幸せを喜べない一面が・・・。そんな明石がサバイバル生活を通して得るものとは一体・・・!?

近年、映画やドラマにも出演し、その演技力に定評があるお笑いコンビ・とろサーモンの村田秀亮は、本作で未来へタイムスリップしてしまう電車に乗り合わせた駅員・小森創(こもり・はじめ)を演じる。家族を養うために仕事は真面目に取り組んでいるものの、トラブルがあると思考が停止し、周りに心配されてしまう。そんな小心者の小森は極限の状況下で追い詰められたとき、意外な一面を見せる。

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