ダンス&ボーカルグループ・THE RAMPAGEの川村壱馬が、4月に新設されるABCテレビ・テレビ朝日系日曜22時のドラマ枠第1弾作品『日曜の夜ぐらいは...』に出演することが17日明らかになった。

川村壱馬 (C)ABCテレビ

岡田惠和氏の書き下ろしとなる同作は、清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠という今年の日本アカデミー賞でそれぞれ優秀助演女優賞、最優秀主演女優賞、新人俳優賞を受賞した3人が「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマに女性3人の友情を紡ぐハートフルストーリー。足の不自由な母との2人暮らしを支えるため休みなくバイトを続ける岸田サチ(清野)、家族から縁を切られながらも退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける野田翔子(岸井)、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける樋口若葉(生見)……離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人があるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。そして心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き、行き詰まっていた人生が静かに動き出すことに。

THE RAMPAGEのボーカルメンバーとして2014年から芸能活動を開始した川村。2022年公開の映画『貞子DX』では主演・小芝風花の相手役を務めるなど俳優としても活動の幅を広げている。川村が今作で演じるのはカフェプロデュース会社に勤務する住田賢太。清野演じる主人公のサチと、サチの家の近所にオープンしたカフェのスタッフとして出会う。キラキラしたカフェもそこで働く住田も、家とバイト先の往復に明け暮れ心を動かさないように生きているサチには無関係なもの。しかし店前を通りすがるだけのサチにも、好青年の住田は思わず挨拶を返す。無機質な生活を送るサチと、イキイキと好きなことに打ち込む住田。対照的な2人の小さな交流は、物語の進行とともにやがて大きな意味を持つことに。

岡田脚本作品へ初出演となる川村だが「すごく共感してもらえる部分があると思いますし、日曜の夜放送ということで、皆さんにとって良い週明けを迎えてもらえるようなそんな作品になればと思います!」と話し、「微力ながらも作品に必要不可欠なひとつのピースとなれるよう、監督さん、スタッフさん、共演者の皆さまからも、現場で日々吸収して学びながら頑張りますので、是非ご覧ください!」とアピールした。