AlbaLinkは3月15日、「物件の内覧時に注意すればよかったことに関する意識調査」の結果をもとにしたランキングを発表した。調査は3月3日〜6日、物件の購入や賃貸住宅を借りた経験がある500人を対象に行われたもの。
まず、物件の内覧・内見時に最も重視したことについて聞いたところ、1位は「間取り・動線の良さ」(132人)となった。動線の悪い間取りだと「家事に余計な時間がかかる」「来客から水回りが丸見えで恥ずかしい」といった問題が起こるため、部屋数や広さとともに「室内での動きやすさ」を重視した人が多数見られた。
2位には「日当たりの良さ」(126人)がランクインした。日当たりが悪いと暗く寒く、洗濯物も乾きにくくなりがちなため、家で過ごす時間が長い場合には特に日当たりは大切な要素になるとのこと。
3位は「水回りの綺麗さ・使い勝手」(76人)。「一見キレイに見えたが、入居してすぐ水漏れが起きた」という体験をした人もいるため、見た目の綺麗さだけではなく「故障がないか」も重要なチェックポイントとなるという。
以下、4位は「静かさ・防音対策」(54人)、5位は「内装全体の綺麗さ」(43人)、6位「周辺環境の良さ」(42人)、7位「収納の使いやすさ」(41人)という結果となった。
次に、物件の内覧時にもっと注意すればよかったことについて聞いてみると、1位は「静かさ・防音対策」(82人)となった。「内覧時には気にならなかったが、住み始めてから騒音に悩んだ」という人が多数で、理由としては、「内覧時は隣が留守・空室だった」「内覧日が土日祝日で、周辺の工場が休みだった」など。
2位は「部屋の採寸」(63人)。採寸しておかないと家具がうまく設置できなかったり搬入できなくなるため、「ドア・廊下の高さ・幅」「洗濯パン」「窓(カーテン)」「冷蔵庫の設置場所」などのサイズは測っておくのがおすすめとのこと。
3位は「水回りの使い勝手・古さ」(48人)。水回りの綺麗さはチェックしても実際に水を出してみる人は少なく、「入居してから、水圧の低さや排水の悪さに気づいた」という声が多数見られた。
以下、4位「配線・コンセント」(47人)、5位「日当たりの良さ」(45人)、6位「周辺環境の良さ」(38人)、7位「近隣住人のようす」(34人)、8位「部屋のキズ・設備の不具合」「収納の使いやすさ」(各31人)、10位「間取り・動線の良さ」(20人)という結果となっている。