元プロ野球選手で野球解説者の宮本慎也氏が15日、YouTubeチャンネル『野球いっかん!』に出演。動画「大谷選手が先発。WBC準々決勝のイタリア戦。大谷、ダルビッシュ投手の投球。4番は村上選手でいくのか?」内で、「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」における村上宗隆のバッティングを解説した。

村上宗隆

田中愛梨が「村上選手の昨日(12日のオーストラリア戦)のヒットってどうご覧になりましたか?」と尋ねると、宮本氏は「あっち側に打ってると、(調子は)戻っていくかなという感じがするくらい」と返答。「あれほどのバッターでも多少変わってくるのは、やっぱり前かがみになってきてるよね、構えが。『打ちたい打ちたい』となって、立っている姿がちょっと深いんだよね」と分析する。

続けて「そうすると後ろの肩が落ちやすくなる。元々(調子が)悪くなると、バットのヘッドが返りやすいんで、余計に返りやすくなる」と指摘。「(12日のオーストラリア戦の)レフト前ヒット自体は、振り遅れ気味なんですけど、おそらく引っ張る意識が薄いので、これを練習期間に続けていくと、準々決勝ではもうちょっといい感じになるかもしれない」と期待を寄せていた。