元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が14日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也公式チャンネル】』に出演。動画「【WBC2023】工藤&五十嵐&古田が徹底分析! どこよりも詳しい 準々決勝日本×イタリア大展望SP【フルタの方程式LIVE】」内で、16日の「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」で侍ジャパンと対戦するイタリア代表について語った。

古田敦也氏

往年の名捕手として知られるマイク・ピアッツァ氏が監督を務めるイタリア代表。五十嵐亮太氏によると「長打は狙わず、単打が中心」「引っ張るよりもセンター方向に打ち返す」「投手もまとまった選手が多く、大崩れしない」などの特徴があるという。

そうした解説を受け、チャンネルスタッフが「どういう投球術、配球で攻めていったらいい?」と尋ねると、古田氏は「みんなそんなに身体も大きくなくて、センター中心にガンガン打ってくるタイプ」とした上で、「選手も、メジャーのやつもいるけど、3Aぐらいのやつもいっぱいいて」「マインドはアメリカのスタイル。『今から上でやってやるぞ』って気合い入ってる若手も多い。『ここで目立ってやるぞ』っていうのもある」と予想する。

続けて「スーパースターとかは『空振りしてもいいや』って振ったりするけど、そういう感じじゃなくて、『この一球を大事に打ってやる』って感じでセンター中心にコンパクトに打つ。自分の役割を果たそうとしている」「そういう意味で言うと、食らいついてくるほうが嫌ですよね。もちろんホームラン打たれるのも嫌なんですけど、大谷(翔平)が根負けしないように」とイタリア戦のポイントを解説していた。