生後6、7ヵ月の赤ちゃんでまだマットの上をごろごろしていた頃、ただただ平和で優しい時間が流れていた。その頃は想像もしていなかった。こんなにもヤンチャになることを。
そりゃいつか、家の床がおもちゃだらけになることだろう。お皿をひっくり返すだろう。牛乳を噴射させるだろう。
赤ちゃんの頃から、そんなヤンチャにも対応できるような安心安全な部屋づくりをしていた。マットを敷いたり、洗える素材や汚れても構わない家財、すぐに掃除道具が取れる導線づくりなどの工夫。しかし、タイミングと規模が想像をはるかに超えていくことは知らなかった。