アクトインディは3月14日、同社が運営するお出掛け施設向け課題解決メディア「いこーよ総研」にて実施した「今後のマスク着用についての関するユーザーアンケート」の結果を発表した。調査は3月6日~13日の期間、「いこーよ」および「いこーよ」アプリを利用した小学生以下の子どもを持つユーザー386人を対象に実施した。
今後の大人(自身)のマスク着用方針を聞くと、「感染症対策目的で屋内や混雑している場所などではマスクをつける」が最も多く38%。一方、「感染対策目的で場所を問わず自宅以外ではマスクをつける」という、これまでと同じ着用方針の人も30%を占めた。
子どものマスク着用方針については、大人同様「感染対策目的で混雑している場所などではマスクをつけさせる」が40%で最多。他方、「感染対策目的で場所を問わず自宅以外ではマスクをつけさせる」は14%と大人と比べ大幅に低かった。
また「今までもマスクをつけさせていなかったし、これからもつけさせない」との回答が13%あり、同調査では「コロナ禍から子どもにはマスクをさせていない家庭が多くいること」が、自宅以外で子どもにマスクを着用させる割合が低い理由の一つではないかと推測している。
屋外施設でマスクをしていない人がいた場合の気持ちを尋ねると、「混雑時やお互いの距離が近い時にマスクをしていない人がいると気になる」が断トツに多く48%。屋内施設の場合でも、「混雑時やお互いの距離が近い時にマスクをしていない人がいると気になる」が最も多く51%を占めた。
お出掛け施設を選ぶ際に、施設が利用者にマスク着用を推奨していることがどのくらい影響するか質問すると、「マスク着用推奨状況は気にせず施設を選ぶ」が41%で最多となった。
一方、「屋外施設は気にならないが、屋内施設ではできるだけ推奨している施設を選ぶ」(22%)など、「マスク推奨をしている施設」を選ぶ人は約6割に上り、特に屋内施設に関してはマスク推奨が安心材料と考えている傾向がみられたという。