カシオ計算機は3月15日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の40周年記念モデルとなる「RECRYSTALLIZED SERIES(リクリスタライズド シリーズ)」を発表した。
GMW-B5000をベースとした「GMW-B5000PS-1JR」(シルバー)と「GMW-B5000PG-9JR」(ゴールドIP)が121,000円、G-SHOCK初号機の流れをくむ「DW-5040PG-1JR」が38,500円だ。全3モデルのラインナップとなり、4月21日に発売する。
GMW-B5000PS-1JRとGMW-B5000PG-9JRは、外装のステンレス素材に対して専用の深層硬化処理を施し、通常のステンレスと比較して約3倍の硬度を実現。合わせて、ステンレスに熱を加えて再結晶化させる処理も行い、マットな質感の表面に細かい金属の破片を散りばめたような模様を描いた。パーツごとに結晶の現れ方が異なるため、1本ずつ固有の表情を見せる。ステンレス素材の深層硬化処理と再結晶処理は、常に進化を続けるG-SHOCKの新しい試みだとしている。
もうひとつのDW-5040PG-1JRは、文字板にG-SHOCK初号機の開発チーム「PROJECT TEAM “Tough”(プロジェクトチームタフ)」という文字を印刷。初号機のデザインを継承しつつ、裏ぶた、美錠、遊環に深層硬化処理のメタルパーツを用いている。また、ベゼルやバンドには再生素材のバイオマスプラスチックを採用した。
3モデルとも、文字板には「SINCE 1983」の印字(G-SHOCKの誕生は1983年)、ケース左下のボタン(アナログ時計でいうところの40分位置)には星をあしらい、裏ぶたには40周年の記念ロゴを刻んだ。