女優の門脇麦と俳優の田中圭がこのほど、きょう15日に最終回を迎える日本テレビ系ドラマ『リバーサルオーケストラ』(毎週水曜22:00~)のクランクアップを迎えた。

  • 田中圭(左)と門脇麦=日本テレビ提供

並木道を歩くシーンでクランクアップを迎えた田中。スタッフから「田中圭さん、オールアップです!」の声がかかり拍手とともに、門脇から花束が渡された。

真摯(しんし)に音楽と向き合うが故の“毒舌マエストロ”朝陽を演じた田中は「すごくいい役をやらせていただきました。初日から最終日までずっと大変だったけど(笑)、そんな大変な現場でこの雰囲気の良さは素晴らしいと思います! 麦ちゃんをはじめキャストの皆さん、スタッフ皆さんの人柄だと思います。ドラマも老若男女全員が笑って泣ける素敵な作品になったと思いますし、楽器練習といういつものドラマよりも何倍も大変なところはあったと思いますが、誰一人腐ることなく完走し、本当にいいドラマに携われたなと感謝しております。またどこかでやれますようにという願いを込めて…。3カ月くらいクラシックしか聞いてなかったので、ようやくJ-POPが聴ける! いろんな曲を聞こうと思います」とあいさつした。

そして、谷岡家のシーンでクランクアップを迎えた門脇は、スタッフから「門脇麦さんオールアップです!」の声がかかり、拍手とともに田中より花束が渡された。

天才ヴァイオリニスト谷岡初音を演じた門脇は「8月からヴァイオリンを練習してきて一つの作品に長く携われる貴重な経験ができました。楽器練習だけじゃなくて、スタッフの皆さんも音楽シーンの撮影など新しく勉強することも多く、普段のドラマよりも手間がかかることたくさんあったと思います。その全員の時間と労力が確実に報われている作品になってたと思いますし、皆の熱い思いがたくさんの視聴者の方に届いているのが実感できる作品でしたので本当に楽しかったし、いい現場で過ごせて幸せでした。座長らしい振る舞いはできていませんでしたが、皆さんが楽しく自由にのびのび過ごしている中に、私も肩の力を抜いてにこにこ見守りながら仲間にいれてもらえてたので、すごく幸せな3カ月でした。本当に皆さんありがとうござました!」と感謝を伝えた。