コソドは3月9日、「ポイ捨て図鑑プロジェクト(大阪市後援)」の一環として商業施設「あべのand」に「THE TOBACCO ABENO」をオープンした。

  • 「THE TOBACCO ABENO」

同プロジェクトは、ポイ捨てされた吸い殻を"喫煙所に戻れず、迷子になった吸殻モンスター"といった助けるべき存在として描き、誰もが簡単にゲーム感覚で参加できるポイ捨て問題の解決を目指す企画となっている。

ポイ捨てされた吸殻を撮影し、位置情報とあわせて投稿を行うことで、街のポイ捨て状況を可視化する仕組みとなっている。

  • プロジェクトサイトイメージ

大阪エリアでは、今年2月末時点で約1万5,000件のポイ捨てされた吸い殻が投稿。特に北区・浪速区・阿倍野区にて多く集まっているという。

今回オープンした「THE TOBACCO ABENO」は、非喫煙者と喫煙者が心地よく共存できることを目指した新しいカタチの喫煙所。阿倍野区でのポイ捨て削減を目指すべく、同施設の4階屋上に設置となった。

同所は、景観を崩すことのない自然な喫煙所デザインにて設計。心地よい喫煙体験を演出するべく、クリーンでゆったりとした喫煙シーンを演出。ミニマルでモダンな雰囲気でありながらも、素材の温かみや細部にこだわった空間を提供している。