元プロ野球選手で野球解説者の高木豊氏が12日、YouTubeチャンネル『高木 豊 Takagi Yutaka』に出演。動画「【侍ジャパン】オーストラリアに7対1で勝利! 大谷の看板直撃ホームランで先制! 大谷の一撃にはヌートバーの打席が影響? 投手陣は全く問題なし! この試合のGOODとBADを高木豊が詳しく解説します」内で、「ワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)」における村上宗隆ら侍ジャパンの見逃し三振について解説した。
侍ジャパンの見逃し三振について、高木氏は「村上もそうなんだけど、国際審判員のストライクゾーンと自分が持ってるストライクゾーンが合わないんだよね」と持論を展開。
そして「日本の野球に精通してる人で『今のストライク!?』っていう人たくさんいると思うんだけど」「審判が手をあげちゃったらどうしようもないからさ」「そういう意味では多少ストライクゾーンを広げるってことも大事だし、早めの勝負をしていかないと」「これから決勝ラウンドに行った時に、さらにいいピッチャーが出てくる」と解説する。
続けて「第1ラウンドでものすごく良かったのは、フォアボールをたくさん取れたこと。優秀なバッターってボール球を振らないんだよね。だから、ものすごくフォアボールを取ってこれをチャンスにしていったんだけど、どんどんフォアボールも減っていくだろうし、これからは振りにかかることを念頭に置いておいてほしい」「ボールの見極めも大切なんだけど、振りにかかるってことが大事だよね。ストライクゾーンを少し1個分ぐらい広げて対応しておかないと、見逃し三振になってしまう」とアドバイスを送った。