高級車メーカーは軒並み好調な様子だが、ポルシェもご多分にもれず調子がいいらしい。2022年の販売台数は過去最高を達成。世界で計30万9,884台を納車したという。同年の売上高は前年比13.6%増の376億ユーロ。電動化についてはSUV「マカン」の電気自動車(EV)が2024年に登場する予定だ。
2023年に「カイエン」のアップグレードを予定
ポルシェAGの2022年におけるグループ売上高は376億ユーロ。営業利益は68億ユーロで前年比15億ユーロ(27.4%)の増加となった。営業利益率は前年の16%から18%に向上。長期的には20%を目指すらしい。
電動化については2024年にフル電動マカンの納車を始める方針。フル電動の「718」は2020年代半ばのデビューを予定している。これに続くのがフル電動の「カイエン」だ。ポルシェではカイエンより上位に位置するフル電動SUVの発売も計画しているとのこと。
2023年にはカイエンのアップグレードを実施する予定。今回の改良では航続距離を伸ばした3つのプラグインハイブリッドバージョンを追加する計画だという。新たなシャシーにより、カイエンのオンロード性能、長距離快適性およびオフロード性能のバランスを取りながら、能力をさらに向上させる意向だとしている。