阪急交通社は、JR西日本と京都鉄道博物館の協力により、5月20日にキハ189系の貸切運行を実施すると発表した。JR西日本の特急形気動車キハ189系の貸切列車で京都鉄道博物館へ直接乗り入れ、見学できるツアー3コースを販売している。
特急「はまかぜ」の車両キハ189系を使用し、退避線や北方貨物線など一般の列車が通常通らないルートを経由しつつ、大阪駅から京都駅まで貸切運行。そのまま京都鉄道博物館内に乗り入れる。車内では、京都鉄道博物館や新幹線0系に関するクイズイベントを開催する。
京都鉄道博物館では、「SLスチーム号」の約1km貸切乗車体験、普段は公開していない新幹線0系の車内公開、鉄道ジオラマ貸切観賞など、参加者限定の催しを実施。ツアー参加者限定で特別記念乗車証のプレゼントもあるという。
キハ189系の貸切運行を含むツアー3コースは、いずれも博多駅発着2泊3日の行程に。日本三景の「天橋立」訪問と嵯峨野トロッコ列車乗車を含む「Aコース」(5月18日出発)、城崎・湯村・有馬 と3つの温泉街を訪ねる「Bコース」(5月18日出発)、南海電鉄「めでたいでんしゃ」やJR西日本「ハローキティはるか」など3つの貸切列車乗車と関西国際空港バックヤードツアーを含む「Cコース」(5月20日出発)を設定している。