ウェブギフトが運営する「オフィスギフト」は3月9日、「卒業式のあるあるエピソード・SNS映え等のアイデア」に関する調査結果を発表した。同調査は2月28日~3月5日、10~80代の男女500名を対象に、インターネットで実施した。
「共感できる卒業式のあるあるエピソードをすべて選択してください」という設問に対し、世代ごとにランキングを作成した。
令和世代(20代以下)、平成世代(30~40代)の1位は「卒業アルバムの白紙ページに寄せ書き」、昭和世代(50代以上)は「サイン帳・プロフィール帳に寄せ書きする」だった。
「黒板にメッセージやアートを描く」(令和世代3位、平成世代2日、昭和世代5位)、「卒業旅行に行く」(令和世代4位、平成世代5位、昭和世代4位)は、全世代で上位にランクインしている。
「携帯・スマホで写真撮影する」(令和世代2位、平成世代4位)や「女子がメイク・男子が髪をセットしてくる」(令和世代5位)は、令和・平成世代で共感する人が多かった。
「サイン帳・プロフィール帳に寄せ書きする」(令和世代5位、昭和世代1位)や、「(第2ボタンなど)身につけているものをもらう・上げる」(平成世代3位、昭和世代2位)、「タイムカプセルを埋める」(昭和世代7位)などは、平成・昭和世代に限られることもわかった。
卒業式に不満を感じたことがあるか尋ねたところ、43%が「ある」と答えた。
不満を感じた点は、「卒業証書の授与の時間が長かった」(30代男性)、「来賓の挨拶などが長く、卒業生が主役ではないと感じたことがあります」(40代女性)、「(合唱で)歌う曲がもっと思い入れのあるJ-POPだったらよかった」(30代女性)「会場の体育館が寒すぎて感動に浸れないです」(50代女性)、「最後くらい、好きな格好、ヘアスタイルで過ごしたかったです」(20代女性)といったものだった。
卒業式で撮影した写真・動画はどのプラットフォームに投稿したか聞くと、「Instagram」が最も多く、「Twitter」「LINE」と続いた。
卒業式でSNS映えを狙うためにどうするか撮影アイデアを答えてもらったところ、「フィルムカメラを使って教室の中で写真を撮る」(20代女性)、「お花やバルーンなど自分たちで用意していって、黒板などをデコレーションする」(20代女性)、「花束は必須」(20代女性)、「卒業証書を持ちながらTikTokで踊る」(20代女性)といった声が寄せられた。