クロス・マーケティングは3月8日、「コロナ禍で定着した習慣に関する調査(2023年)」の結果を発表した。同調査は3月3日~5日、全国20歳~69歳の男女1,100人を対象に、インターネットで実施した。
コロナ禍中の新習慣で残したいものと、なくしてほしいものを尋ねたところ、継続してほしい習慣で8割を超えたのは、「飲食店の注文用タブレット」(84.6%)と、「入店時のアルコール除菌」(80.7%) だった。一方、「黙食」(60.5%)と「飲食店の正面のアクリル板」(53.5%)は、半数以上が撤廃を希望した。
そのほか、「通勤・通学電車でのマスク着用」「特急・新幹線・飛行機などでのマスク着用」「時差出勤」などで7割前後の継続意向があった。
コロナ前の状況や水準に復活してほしいものは、「帰省や友人宅への気軽な訪問」(58.5%)が最も多く、「お見舞」(43.9%)、「トイレのジェットタオル・エアタオル」(41.4%)、「お花見」(38.0%)と続いた。