俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』(毎週月曜22:00～)第9話が13日に放送され、公式サイトの相関図が更新された。
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『罠の戦争』相関図＝カンテレ提供
2015年の『銭の戦争』、2017年の『嘘の戦争』に続くシリーズ第3弾は、“政界”を舞台にした弱者による強き権力者への復讐劇。愛する家族を傷つけられた議員秘書が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快エンターテインメントとなっている。
かつて鷲津(草なぎ)が失脚させた犬飼(本田博太郎)大臣の懐刀で、政策秘書を務めていた虻川(田口浩正)。パワハラやミス、裏帳簿の発覚で物語から姿を消す形となり、ドラマ公式サイトの相関図でも「解雇」と記されていた。しかし第9話の予告で再び姿を見せ、SNSでは「復帰するのか」「どこで出てくるんだ?」と話題に。登場したのは、第9話のラストシーン。「拾ってもらったんだよ」と鶴巻(岸部一徳)の私設秘書として永田町に舞い戻ってきたことが明らかになった。
虻川の登場にSNSでは「出たぁ虻川」「待ってました! って思っちゃったよ」の声が。また、蛍原(小野花梨)の肩に手を置いている予告映像から「蛍原ちゃんに触らないで!」との投稿も。公式サイトの相関図ではさりげなく「解雇」の文字が取り外され肩書が「鶴巻の私設秘書」と更新されている。
そんな第9話は、内閣総理大臣補佐官に抜てきされ、総理のお墨付き議員として躍進した鷲津だが、週刊誌に政治資金規正法違反の疑いを取りざたされ流れは一変。政界内には怪文書が出回り、再び追い詰められる形で幕を閉じた。Twitterでは今週も「#罠の戦争」がトレンド1位に輝いている。
来週20日放送の第10話では、怪文書は幹事長を退いた鶴巻の仕業だとにらむ鷲津。竜崎(高橋克典)のある一言で、いつの間にか芽生えた政治家としての野心に火がつき、今度こそ鶴巻を完全に排除すると竜崎に宣言する。後日、由貴(宮澤エマ)が鷲津の留守中に事務所へやって来て、鷲津に頼まれたあるものを置いて帰る。権力を使って記事をつぶされて以来、鷲津へ不信感を抱いていた由貴だが、ある思いから協力する気になったという。しかしそれは、ある人物の差し金だった。鶴巻の不正を暴くことに躍起になる鷲津は、次第に代議士としての本来の職務をおろそかにするようになり、貝沼(坂口涼太郎)は愚痴をこぼす。梨恵(小野花梨)や眞人(杉野遥亮)もまた怪文書の一件で、誰が事務所の内情をもらしたのか疑心暗鬼になっていた。そして可南子(井川遥)も、多忙を理由に家庭を顧みず、人が変わったかのような夫に複雑な思いを抱いていて……。
