NHKスペシャル『恐竜超世界2』の取材会が13日、東京・国立科学博物館にて開催され、本編のドラマに出演している稲垣来泉、田中直樹(ココリコ)、優香が出席した。
同番組は、2019年放送の『恐竜超世界』の第2弾。最新研究で見えてきた“未知の恐竜世界”を最先端のVFX技術を駆使してリアルに描きだす2本シリーズ。 ドラマを交え、恐竜大好き少女「ハルカ」が体験する不思議な“恐竜世界の冒険”が描かれる。
恐竜に魅了される少女・ハルカを演じた稲垣は「ハルカちゃんは夢の続きを現実の世界に作ったりします。私もそういう想像をすることがあるので、似ているなと思って演じました」と語る。ハルカの母親役を演じた優香は「ハルカはのめり込みすぎてしまうところがあって、それを心配してしまう母親です」と悩ましい顔を浮かべ、「でもハルカが恐竜の世界にのめり込み、いろいろなことに悩んだりしながら成長する姿を見て、お母さんも刺激を受けてどんどん変わっていくんです」と役柄を説明する。
さらに優香は、撮影現場で、稲垣が実際の母親と仲睦まじい姿を見せていたというと「本当にお母さんと仲良しで。その姿を見て休憩中も撮影中も癒やされていました。こんな娘がいたら楽しいだろうなと思っていました」と笑顔を見せる。
一方ハルカの父親役の田中は「僕は娘がのめり込んでいく背中をどんどん押して、のびのびと何事にもトライさせてあげるような父親なんです」と母親の心配をよそに、娘の自主性を尊重する父親であることを明かすと、「こういう父親役が死ぬまで続けばいいなと思いました」とうれしそうな表情で語っていた。
劇中では、娘がのめり込んでしまうことを心配する母親を演じた優香だったが「私も子供がいて、毎日思うんです」と話し出すと「子供って本当にいろいろな可能性があるから、いっぱいのめり込めるものをたくさん見つけて、楽しんでほしい」と母親の顔をのぞかせていた。
NHKスペシャル『恐竜超世界2』は、21日19時30分から「前編 巨大恐竜の王国 ゴンドワナ大陸」、26日21時から「後編 恐竜絶滅の“新たなシナリオ”」が放送される。