どんなに才能があっても、人生はなかなかスムーズにはいかないようです。

現在ツイッターでは、とても素晴らしい技術を持ちながら「人生に行き詰まっている」という方の、こんな素晴らしい作品に注目が集まっています。

マジで人生全てに行き詰まって更にお金なくて発狂してるので励ましの拡散を頼むます。
 
右のガラスを左のように削るのが好きな切子ガラス作家でございます。
27歳です。きっと伸び代あります
(@tomokirikoより引用)

  • このガラスを…

  • こんなふうに削ること(@tomokirikoより引用)

ツイートの投稿主は「ともか*ともきりこ*切子(@tomokiriko)」さん。

現在、人生のすべてに行き詰まっているうえに、お金もなくて「発狂してる」というともかさん。かなり切羽詰まった様子がうかがえますが、「励ましの拡散を頼むます」というコメントとともに投下したのは、なんとも精巧で美しい切子ガラスの写真でした。

ともかさんは現在27歳の若手切子ガラス作家。「きっと伸び代あります」という言葉に将来性を感じさせられますが、現時点ですでに素晴らしい腕前ですよね。

グラスのビフォー・アフターを見比べるとそのスキルの高さは一目瞭然で、つるんとした茶色いガラスが、なんとも繊細かつダイナミックで美しい切子グラスに変身しているのがわかります。

この美しすぎる切子グラスは多くの人を魅了し、5万件のリツイート、24.9万件のいいねを獲得(3月13日時点)。数々のコメントも寄せられました。

「めちゃくちゃ素敵や」「伝統的なデザインとはまた少し違って、とても美しい」「これはすごい…」「あなたの人生は、あなたが作り出した切子ガラスのように光り輝くから地道に自分が出来る事をしていけば良いと思うよ」「素晴らしい技術です。ガンガン生きてください」「伸びしろがあるというか伸び代しかないww 才能を感じる…ふぁいとです!! 」

ツイ主さんに聞いてみた

ツイ主のともかさんが作る切子ガラスは江戸切子や薩摩切子ではなく「ともきりこ」というオリジナルブランドとのこと。どのような特徴があるのか、詳細についてともこさんに話をお聞きしました。

ーー「ともきりこ」の特徴などを教えていただけますか?

「カラフルポップで心躍る切子ガラス」をコンセプトに可愛い切子を生み出せるよう心がけています。

  • (@tomokirikoより引用)

ーー「ともきりこ」を作る際にこだわったり気をつけたりしているポイントなどはありますか?

私が「可愛い! 」と思えるものしか作りたくないのでデザインはこだわっています。技術面はまだ未熟なところも多いので、一つ一つ丁寧に制作することを心がけています。

  • (@tomokirikoより引用)

ーー今回のツイートが大きな反響を生んでいます。率直なご感想などはございますか?

今までも同じようなツイートをしていたので今回突然このような反響があったことは嬉しいと同時に「何故!?」という戸惑いもありました。多くの人に見ていただくためにSNSを頑張っていたのでよかったです。


「ともきりこ」はこの他にもたくさんの作品がラインナップしており、購入することもできるようなので、気になった方はさっそくチェックしてみましょう!!