日商保はこのほど、敷金を成長資金に変え、企業のミッション・ビジョンの実現に活用する「敷金を〇〇資金に。プログラム」を企画。その第一弾として、女性が生きやすい世の中をつくる企業を応援する「敷金を“女性を応援する資金”に。プログラム」を3月8日より展開している。
同プログラムは、本来オフィスに支払うはずだった敷金をゼロ円にした「敷金フリーオフィス」への新規入居や移転、また現在入居しているオフィスで既に支払っている敷金を戻してもらう「敷金返還」といった2つの敷金を減額する仕組みを用いて、敷金の流動化を図るアクション。
サービスの利用には、所定の審査及びビルオーナーの許諾が必要となるが、保証の提供により、ビルオーナーが安心して敷金をゼロ円に、または、敷金を返すことができる仕組みに。なお、これら2つの敷金減額のサービス利用料は年間5%となっている。
プログラムの第一弾は、女性が生きやすい世の中をつくる企業を応援する「敷金を“女性を応援する資金”に。プログラム」。フェムテック商品や美容商品といった女性の生活を支える事業を展開する企業や、女性たちが仕事と家庭(プライベート)を両立しやすいような働き方の選択ができる企業を対象に、期間限定で敷金フリーオフィスの利用料の優遇キャンペーンを行い、対象企業の事業成長を支援していくという。
また、同プログラムの対象企業は、「敷金フリーオフィス」あるいは「敷金返還」の減額サービスの利用料が20%OFFに。
例えば、預けている敷金が1,200万円の場合、1,200万円×5%=60万円(税別)が年間の利用料となるが、同プログラム対象企業は、20%OFFの48万円になるという。4月30日までに問い合わせした企業限定。
なお、今後も同社は、敷金を“地球環境を守る資金”に変える、“子どもたちにとって希望あふれる未来の資金”に変えるなど、複数のテーマを設けたうえで、敷金減額のスキームを活用して、様々な事業を応援するという。