2023年3月発売のG-SHOCKとBABY-Gの新製品を実機写真とともに紹介する。数(種類)は少なめだが、大人気のG-SHOCK「GM-B2100」の新色やG-SQUADの新作など注目作が登場。いずれも新年度のスタートを飾る人におすすめのアイテムだ。
「GM-B2100」に待望の「イエローゴールド」がついに登場!
オクタゴン(8角形)ベゼルが特徴的なデジタル・アナログコンビモデル「GA-2100」シリーズに、タフソーラーやBluetoothによるモバイルリンク機能を搭載したフルメタルモデル「GM-B2100」。2022年に登場してヒットを飛ばしている本作に、新色となるイエローゴールドが追加された。
ケースやバンドなど、外装にステンレス+イエローゴールドIPを採用。発売中の「GM-B2100」シリーズ同様、高密度の実装技術によって、スリムで高機能なモジュールとケースの薄型化を実現している。重さは165g。スペック概要などは別記事『G-SHOCK、8角形ベゼルのフルメタルモデルに新色のイエローゴールド』でご確認いただきたい。
ていねいな切削と研磨で美しく仕上げられたベゼルや文字板は、カシオ山形工場の微細加工技術による繊細な造形と蒸着加工によるもの。やや控えめで品の良いイエローゴールドが高い質感を引き立てている。
「GM-B2100」は登場時、ゴールド系としてローズゴールドがモデルがラインナップされたが(これも良い色だった)、イエローゴールドモデルを望んでいたファンにとっては、今回の新作はまさに待望の登場といえる。そのほかの機能や仕様は「GM-B2100」シリーズと同様。価格は80,300円。
マルチスポーツに対応、睡眠分析も搭載した新生G-SQUAD「GBD-H2000」
G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」に、ニューモデル「GBD-H2000」シリーズが登場。
距離・速度・ペースなどの計測に加え、心拍計測が可能な光学式センサー、歩数計測が可能な加速度センサー、水泳時の泳法やターン判定などを行うジャイロセンサー、そして方位と高度/気圧と温度センサーを搭載。ランニングだけでなく、自転車、水泳といったマルチスポーツに対応した。
加えて、トレーニング解析・睡眠による回復度の解析も実現。カーディオ負荷や三大栄養素別消費エネルギー分析にも対応する。これらの計測データや分析内容は、本体液晶とともに、連携アプリ「CASIO WATCHES」から詳しく参照可能だ。ちなみに、これらのフィットネスアルゴリズムには、ハートレートモニターやアクティビティトラッカーの大手メーカー、ポラール社のライブラリを用いている。
ウレタンベゼルとバンドにはバイオマスプラスチックを採用。デザインも根本から見直され、小型軽量化を図り装着感が向上している。テクスチャー入りボタンなどにより、操作性も高まった。
充電は、USBケーブル充電+ソーラー充電(バッテリーレベルがLOWになっても時刻表示はソーラー充電のみで駆動)。液晶は前作と同じく、視認性の高い高精細MIP液晶。スーパーイルミネーターによって暗所でも見やすい。
ラインナップは、イエローの「GBD-H2000-1A9JR」、ブラック×レッドの「GBD-H2000-1AJR」、ブラックの「GBD-H2000-1BJR」、ブルーの「GBD-H2000-2JR」の4モデル。価格は各55,000円。
コンパクトサイズ+プロテクター付きBABY-G「BG-169UG」の新色
コンパクトサイズ+プロテクター付きモデルとして2月に登場したBABY-G「BG-169U」に、早くも新色が登場した。
追加されたのは、グロスブラックのケースとバンドの「BG-169UG-1JF」、クリア素材のケースとバンドの「BG-169UG-7BJF」の2モデル。ダイヤルはどちらもローズゴールド風のめっき仕上げ。
機能面では、残照機能付きLEDバックライトや年月日と8文字のメモリー機能(5本)、電話番号のメモリー機能(最大25件)を搭載。また、20気圧防水仕様も特徴。BABY-Gの中でもひときわ高い信頼性を備える。駆動は電池式(電池寿命3年)。価格は各13,750円。そのほか概要は別記事『カシオ「BABY-G」、記念日や電話番号をメモリーできるラウンドモデル』をご覧いただきたい。