女優の中尾ミエが、きょう11日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。
いつも「老後が不安」と嘆くマツコ・デラックスに思わず「夢が膨らむ」と言わせてしまう憧れの生活を実践している、76歳の中尾。自宅の隣でアパート経営しており、「帰ってきたときに、どっかの部屋に電気がついていると安心する」というアパート住人との関係や、老後の新しいコミュニティーの作り方を深掘りする。
同じ番組で曜日違いのレギュラーを務める2人だが、会うのは久しぶりだと話すマツコ。早速中継をつなぐと、「最後にお会いした時よりも若返っている!」と、その若々しさに驚く。
マツコが「言葉選びが難しいけど、いろいろな先輩方にちょっと見習ってほしい」とつぶやくと、中尾から「アナタ、人のこと言えないじゃない?」と辛口コメントが飛び出し、エンジン全開の様子。
このアパートは中尾が60歳のときに建てたもので、部屋数は4つ。アパートの住人は16年間ほぼ入れ替わりがないのだそう。ただ、何かイベントがあるとみんなでお祝いをするなど、大家と住人の垣根を越え、定期的に交流をはかっている。
一番長くこのアパートに住む俳優の大橋さんは「母よりも長く会ってますね」と、中尾との関係を語る。このアパートは家賃も相場よりも安く、アパートの更新料なども中尾の計らいで取りやめになったのだそう。この中尾の若者を応援する姿に、マツコは「大切にしなさいよ、ミエさん」と諭す。
しかし、べったりな関係ではなく、1年間顔を合わせないときもあったそうで、この関係にマツコも「つかず離れずな感じが、長く続く秘けつなのかもね」と納得の様子。「これからのスタイルかもね、新しいコミュニティの作り方よね」と分析する。
すると、妄想が膨らんだようで、「もう建てよっかな…。薄いコの字型のアパートを作って真ん中を家にして、どの部屋からでも叫んだら聞こえるように」と老後のアパート生活に夢を膨らませる。