ぐるなびは3月9日、「飲食店でのマスク着用」に関する調査結果を発表した。調査は3月3日~5日、全国20代~60代のぐるなび会員1,000名を対象にインターネットで行われた。
3月13日以降、個人による判断に委ねることが基本となる「マスクの着用」。今後、飲食店でのマスク着用をどうするか聞いたところ、「飲食をするときだけ外す」が38.1%と、これまで(52.9%)と比較すると減少傾向に。一方、最多回答は「飲食の始まりから終わりまでは外す」で40.0%。また、「店内ではずっと外したまま」(11.7%)、「入店前からマスクはしない」(7.1%) がそれぞれ5ポイントほど増加した。
また、自分達以外の来店客については、「食事をするとき以外はマスクを着けてほしい」(28.8%)が3割弱。「食事がはじまったら、マスクは着けなくても気にならない」(36.8%)が4割弱という結果に。年代別に見ると、年代が上がるほどマスク着用を望む傾向が高めとなった。
次に、「3月3日以降の飲食店での感染対策について、好ましいと感じること」を教えてもらったところ、「換気」(68.7%)や「店員の接客時のマスク着用」(57.0%)、「席間隔の調整」(50.5%)が上位となり、「感染対策はいらない」との回答は1割未満にとどまった。
ただし、「アクリル板などのパーティション設置」は2割強、「マスクケースの用意」「配膳ロボット」は2割未満でランク外となり、機材や備品を使った対策の希望は少数派であることがうかがえた。