東日本大震災から12年が経とうとしていますが、みなさん非常時の備えはしていますか? 大規模地震や異常気象による災害など、いつ起こるかわからない非常事への日ごろからの備えはとても大切です。最近は非常用持ち出しアイテムがセットになった商品も多く販売されていますが、値段が張るものも多く購入を踏みとどまってしまう人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、100円ショップで買うことができる「非常用持ち出しアイテム」を紹介します。非常時だけでなく平常時に使えるアイテムもあるので、ローリングストックとして定期的に揃えておくのもおすすめです。
■衛生用品アイテム
避難時に持ち出すアイテムとして、衛生用品アイテムは必須と言えます。今回100円ショップで購入したアイテムは、「除菌ウェットティッシュ」「ノンアルコールウェットティッシュ」「ばんそうこう」「包帯不要の傷パット」「携帯用ミニトイレ」「歯磨きシート」「除菌スプレー」です。
<ウェットティッシュ>
ウェットティッシュは手元を拭く以外にも、汚れた場所を拭いたり赤ちゃんのおむつ替え時におしりを拭いたり、何かと必要なシーンが多いアイテムです。アルコール配合のタイプとノンアルコールのタイプがあるので、それぞれ揃えておくとより良さそうです。
<歯磨きアイテム>
100円ショップには歯ブラシセットや歯磨き粉も販売されていますが、今回購入したのはシート状の歯磨きアイテム。水不要の拭き取りタイプなので、非常時で水が使えない時もOKです。
■日用品アイテム
作業時の軍手や灯りがほしい時に備えたアイテムも、持ち出しアイテムには欠かせません。今回100円ショップで揃えたのは「軍手」「アルカリ電池」「マッチ」「懐中電灯」「ライター」「ろうそく」です。
<懐中電灯>
こちらのアイテム、単3乾電池を入れて懐中電灯として使うことができるのですが、スイッチを切り替えると置き型のライトとして使うことも可能です。
懐中電灯よりも柔らかな光なので、周辺を照らすライトとしてもストレスなく使えます。
■ポリ袋
「中身の見えないポリ袋」は特に女性は備えておいた方がいいアイテムのひとつです。また小さいお子さんがいる家庭は、「おむつ用ポリ袋」を用意しておくとおむつ替えの時にスムーズかと思います。
■食料品
政府が発表している「非常用持ち出し袋」内の食品は「ご飯、レトルト食品、ビスケット、チョコレート、乾パンなど」ということで、多くは100円ショップでも手に入れることが可能です。今回はレトルト食品と、バランス栄養食品、飴を購入しました。
<温め不要のレトルト食品>
特に今回良いと思ったのは「温め不要で食べられるレトルトカレー」。非常時に加熱不要で食べられるレトルト食品は重宝しそうです。写真左側の商品については長期保存可能でこまめに買い替える必要がないので、ストックに向いています。
■「災害の『備え』チェックリスト」を参考に、もしもの備えを
「非常時に備えると言っても何から揃えたらいいのかわからない」という人は、こういったチェックリストを参考にしてみてください。今回ご紹介したアイテムのように100円ショップで入手できるものも多いので、非常時に備えて揃えることをおすすめします。