JALは3月9日、国内・海外旅行需要喚起を目的とした「JALスマイルキャンペーン」の一環として、国内線航空券が全路線一律6,600円で購入できるタイムセールを開始した。しかし、購入者希望者が殺到したため同社Webサイトへのアクセスができなくなり、さらに同日15時ごろにはタイムセールの販売中止を発表した。ネットでは「抽選にした方がええんでない?」「ガーン∑(゚Д゚)」などと話題となっている。

  • JAL、本日「国内線6600円」セール開始もアクセス殺到で販売中止に - ネット「抽選にした方が…」

    JAL、国内線航空券が全路線一律6,600円で購入できるセールを開始したものの、アクセスが多すぎてサーバーダウン。そして販売中止に

ことの経緯は、3月9日午前0時からスタートしたタイムセールの販売サイトに、想定を超えるアクセスが集中し、サイトがダウン。サイトへアクセスしようとすると、「現在、アクセスが集中しております」とエラー画面が表示され、サイトに繋がりにくい状況が、同日15時ごろまで続いていた。

  • サイトにアクセスしてもエラーメッセージが表示されていた

同社公式Twitterでは、この状況に「【お詫び】」と題して、「JAL Webサイトにて繋がりにくい事象が、現在も継続しており引き続き復旧に向けて、調査・対応を実施しております。復旧しましたら、本アカウントにてご案内いたしますのでできるだけアクセスはお控えいただけますと幸いです」とコメントしていた。

その後、同社は「サイトの復旧の見込みが立たない」と判断。タイムセール以外の航空券の予約・購入にも影響が及んでいることを踏まえて、販売を中止することを発表した。今回のセール対象だった4月から5月搭乗分だけでなく、3月12日からの販売を予定していた6月搭乗分もあわせて販売中止としている。

なお、同キャンペーンの「国内ダイナミックパッケージツアー セール(スマイル割)」と、「国際線航空券 キャンペーン」、「海外ダイナミックパッケージ ハワイ限定タイムセール」に関しては、販売を継続するとのこと。

ネット上では「スマイルキャンペーンの筈が、スマイルが失われてしまった!」「まぁ仕方ないやろな。抽選にした方がええんでない?」「結局何がしたかったんだろ〜?ってなるよね…」「ガーン∑(゚Д゚)」などの声が寄せられた。