日本緑茶センターは3月7日、全国の医師に対して実施した「ハーブティーと睡眠」に関する調査の結果を発表した。調査は1月17日〜18日、全国の医師1,000人を対象に行われたもの。
まず、眠れない時に温かい飲み物を飲むのは良いと思うか聞いたところ、48.5%が「とてもそう思う」、45.7%が「ややそう思う」と回答。合わせて9割以上の医師が眠れない時に温かい飲み物を飲むのは良いと回答した。
「とてもそう思う」「ややそう思う」と回答した医師に、その理由を尋ねてみると、「リラックス効果があるから」が67.9%で最も多く、次いで「自律神経が整うから」が44.3%、「深部体温を下げる手助けになるから」が33.8%で続いた。
眠る前に避けた方がいい温かい飲み物について聞いてみると、「コーヒー」(53.8%)、「紅茶」(28.7%)、「緑茶」(24.8%)が上位となった。
「コーヒー」を避けた方が良い理由については「カフェインが入っているから」「眠れなくなる成分が含まれるから」といった回答が寄せられている。
続いて、「ハーブティー(カモミール)」には睡眠に良い成分が入っているか聞いてみると、90.3%が「はい」と回答した。具体的には「フラボノイドと呼ばれるものに睡眠促進作用がある」「ノンカフェインであれば睡眠効果を高める」などのコメントがあがった。
ハーブティーは眠れない時に飲む飲み物として良いと思うか尋ねると、32.9%が「とてもそう思う」、55.3%が「ややそう思う」と回答した。理由は、「カフェインが含まれていないから」「リラックスできるから」など。