フォーバルGDXリサーチ研究所は3月6日、「中小企業のDXに関する実態調査」の結果を発表した。調査は1月10日〜2月10日、全国の中小企業経営者1,619人を対象に行われたもの。
まず、DX(デジタルトランスフォーメーション)とは何か知っているか尋ねたところ、「聞いたことはあるが、よく知らない」「知らない」の回答は30.1%であった。また、約半数の49.4%が「知っているが、説明できるほどではない」と答えている。
自身の会社はDXに取り組めているか聞いてみると、49.2%が「取り組めていない」と回答した。また、「取り組めている」という人のうち、60.6%が意識改革に留まっているという結果となっている。
自身の企業全体のDXに取り組みレベルを上げるために現在足りていないと思うものについて尋ねると、1位「従業員のリスキリング」(52.9%)、2位「経営陣のリスキリング」(52.0%)と、「リスキリング」が上位に挙がった。