ソニーネットワークコミュニケーションズは3月8日、MVNOサービス「NUROモバイル」の新料金プラン「NEOプランW」などの発表会において、eSIMの提供予定に言及した。
2022年に発生した大規模な通信障害を契機とする予備回線としてのeSIM需要の高まりに加え、大手キャリアからMVNOに対するeSIMの発行・提供体制が徐々に整い始めたこと、キャリア販売端末も含めてeSIM対応のスマートフォンも増えつつあることなどを背景に、MVNOによるeSIMの提供事例が増えている。早くからeSIMに対応してきたIIJmioを筆頭に、mineo、日本通信、HIS Mobile、リンクスメイトなどが対応済だ。
NUROモバイルはドコモ/au/ソフトバンクの通信網を借りて運営されているトリプルキャリアのMVNOだが、eSIM対応についてはまずドコモ回線で、2023年度上期を目処に開始する。