優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'22/第28回AMDアワード」の授賞式が7日、都内で行われ、ABEMAの「FIFA ワールドカップ カタール 2022」全64試合無料生中継が大賞/総務大臣賞を受賞した。
サッカーの新しい視聴体験を幅広い世代に提供し、日本中に大きな感動を作り出したABEMA。日本史上初となる「FIFA ワールドカップ カタール 2022」全64試合無料放送に挑み、見逃した試合のフルマッチ映像やハイライト映像を、場所や時間を選ばずに楽しませ、試合全体の他数台のカメラによる様々な視点でのマルチアングル映像など、新たなサッカーの視聴体験を提供した。
さらに本田圭佑氏をはじめとするユニークな解説も、ABEMAならではの面白さとして人々に受け止められた。日本対スペイン戦が行われた昨年12月2日のABEMAの1日の視聴者数は、開局史上最高となる1700万超を記録。「日本を元気に、そして何よりブラボーにしてくれた、その偉大な挑戦心を称えたい」と大賞/総務大臣賞に決定した。
授賞式には、ABEMA「FIFA ワールドカップ カタール 2022」統括責任者の野村智寿氏が登壇。「栄誉ある素晴らしい賞をありがとうございます」と感謝し、「マルチアングルなど新しいスポーツの視聴体験をお届けしたいという思いで取り組んできました。印象深かったのは、実際に中継が始まって、視聴者の皆様からもっと見たいアングルがあると言われてそれを受け止めてすぐに一部のアングルを変えまして、視聴者の皆様にお応えするような中継を届けていくというのも一つの新しいスポーツ中継の在り方かなと思っています」と今回の挑戦を振り返った。
そして、今後に向けて「ABEMAは、スポーツ中継はもちろん、新たなスター選手が生まれるようなきっかけだったり、業界そして競技の発展に微力ながら貢献できるよう、利便性の高い、そして新しい体験を引き続き提供できるよう努めていきたいと思います」と語った。