交通系ICカードを発行するJR各社や「PASMO協議会」「スルッとKANSAI協議会」など、交通系ICカードの全国相互利用10周年を記念したイベントを鉄道博物館(さいたま市)にて3月21日から5月7日まで開催すると発表した。
開催初日の3月21日、全国から交通系ICカードのキャラクター10体が10年ぶりに集合する記念セレモニーを開催。6体の交通系ICカードキャラクターに囲まれて写真を撮影できる撮影会も同日限定で行われ、13時から15時30分からの2回、各回30名限定で行う。
交通系ICカードのしくみ、特徴、使い方等をこども向けに伝える「交通系ICカード教室」、勢いをつけることで前や後ろに進む「フリクションモーター」を使った走る電車の工作コーナーも同日限定で開催。交通系ICカード全国相互利用10周年のロゴマークシールを貼ることもできるという。
イベント期間中、通しで行う企画として、交通系ICカードサービス開始当時のポスターや、相互利用のあゆみを記念ICカードとともに紹介する記念展示も。館内を巡りながら文字を1文字ずつ集め、完成したキーワードをSNSに投稿すると記念品がもらえる「キーワードラリー」も期間中の毎日行われる。
鉄道博物館の本館1階「車両ステーション」の蒸気機関車C57形に「交通系ICカード全国相互利用10周年記念ヘッドマーク」を掲出。5月7日まで展示予定となっている。