マムズは3月5日、「産後ケアの意識調査」の結果を発表した。同調査は2月2日~3月3日、20代~70代の男女2,000名を対象に、インターネットで実施した。
産後ケアを知っているか尋ねたところ、20~30代女性(未婚既婚含む)の52.2%、出産経験あり・妊娠中の20~30代女性72.3%が「知っている」と回答した。一方、20~30代男性の産後ケア認知度は37.3%、50~70代男女では30.6%と低かった。
産後ケアを利用したいか聞くと、66.8%が「使いたい」、12.2%が「使いたくない」と答えた。利用したい理由は「産後うつの経験があるから」「心理的に不安を感じそう」「心の余裕を持ちたい」で、利用したくないと回答した人の理由は、「経済的」「家がいいから」「第三者に頼りたくない」などだった。
出産経験のある20~30代女性に、産後ケアを利用または利用する予定があるか尋ねると、69.8%が「利用したことがない・予定がない」、30.2%が「利用した・予定あり」と答えた。
子どもがいる40~70代男女に、過去と現代どちらが子育てしやすいか尋ねたところ、48.7%が「昔の方が子育てししゃすい」と答えた。理由は、「専業主婦だったので時間やこころにゆとりがあった」「近所で助け合って育児をした」といったものだった。
「今の時代のほうが子育てしやすい」(15.8%)の理由は、「公的な手当てがある」「便利なものが増えた」などだった。
子どもがいる40~70代男女に、孫ができたら育児をサポートできるか聞くと、40.5%が「サポートできない・自信がない」と答えた。「体力に自信がない」「仕事をしているから」「育児知識が昔と変わっているから自信がない」「気を遣う」などの理由の声が挙がっている。