MMDLaboは3月6日、「2023年スマートフォンでの写真撮影、プリントに関するユーザー調査」の結果を発表した。調査は2月2日~6日、スマートフォンで月2~3回以上写真撮影をする全国の15歳~69歳の男女800名を対象にインターネットで行われた。
写真撮影できる端末の所有状況について教えてもらったところ、「スマートフォン(Androidなど)」(50.8%)、「スマートフォン(iPhone)」(49.7%)、「コンパクトデジタルカメラ」(34.7%)が上位に。
写真や動画の保存方法については、「スマートフォン本体」が最多の88.8%。次いで「クラウド」(33.9%)、「microSDカード」(29.9%)と続き、その保存枚数は「PC本体/外付けハードディスク」が2,308.3枚で最も多く、次いで「クラウド」が2,133.4枚、「スマートフォン本体」が1,411.8枚となった。
次に、スマートフォンで撮影した写真のプリント経験について聞いたところ、46.9%が「ある」と回答。その割合は2021年(48.6%)、2022年(48.5%)と比較して横ばいに。プリント方法については、「自宅のプリンター」が41.7%と最も多く、次いで「コンビニの複合機プリンター」(28.0%)、「写真店・家電量販店などのセルフプリント機」(16.7%)と続いた。
一方、フォトブックに興味を持っている、あるいは購入意向がある人の割合は35.9%。特に30代では43.4%と高い傾向に。しかしながら、フォトブックの利用率は16.1%にとどまっていることがわかった。
次に、写真や動画のクラウド保存サービスを利用したことがあるか聞いたところ、48.3%が「ある」と回答。クラウドに保存した写真や動画の活用方法については、「バックアップ用として保存している」(31.1%)が最も多く、次いで「家族や友人・知人と画像を共有している」(16.7%)、「プリントしている」(8.1%)が上位に。
また、スマートフォンの内部容量が一杯になってしまうことを防ぐために写真や動画を整理しているかを聞いたところ、「頻繁に整理している」または「たまに思いついた時に整理している」と回答した人の割合は60.0%となり、主な整理方法は「必要性が低くなったデータを削除する」(59.6%)、「データ容量がたくさん収まる場所に移す」(35.6%)、「似た画像の中から条件が良いデータのみ残す」(30.0%)が上位となった。