ジオテクノロジーズは3月6日、「メタバース」に関する調査結果を発表した。調査は1月13日~31日、全国の男女38万1,443名(人口構成比でウェイトバック集計)を対象にインターネットで行われた。
「あなたは『メタバース』という言葉をご存じですか?」と尋ねたところ、56.0%が「はい」と回答。地方区分別にみると、認知率は関東が一番高くて60.0%、東北が一番低くて49.5%という結果に。
しかしながら、メタバースを体験できるサービスを利用したことがある人の割合が多かったのは、「山形県」(13.7%)、「福島県」(11.7%)、「秋田県」(11.0%)と、東北3県が上位となり、その他、「東京都」(9.2%)より高いのは、「栃木県」(9.5%)、「徳島県」(9.6%)、「福井県」(9.8%)の3県だった。
さらに、メタバースの課金サービスを利用している人が多かったのも、東北の3県で、1位「山形県」(75.0%)、2位「福島県」(73.0%)、3位「秋田県」(71.9%)となり、1位の山形県では、メタバースサービス利用者の4人に3人が課金していることが明らかに。
東北3県の高い理由としては、課金利用者に10代20代が全国平均より多い傾向があり、東北の若者を中心にメタバースを課金して楽しむユーザが多いと考えられるという。