西武鉄道40000系『ムーミン』キャラクターのラッピング車両が登場

西武鉄道と奥むさし飯能観光協会は、飯能エリアの来訪・回遊を促進する事業「Moi! MOOMIN HANNO(モイ! ムーミンはんのう)」の一環で、西武鉄道の40000系に『ムーミン』のキャラクターをあしらった「Moi! MOOMIN HANNO ラッピングトレイン」を3月5日から運行開始した。

「Moi! MOOMIN HANNO ラッピングトレイン」出発式の記念撮影(西武鉄道提供)

「Moi! MOOMIN HANNO」は、飯能市がまちづくりの基本理念に定めている「水と緑の交流によるまちづくりの新機軸」「魅力・交流・賑わい創造と経済の好循環」の実現に向け、環境にやさしい公共交通の利用による飯能エリアへの来訪と、「ムーミンバレーパーク」来園者に飯能市街地を回遊してもらうことを目的に行う事業。「Moi」はフィンランドの言葉で「こんにちは」を表す。

「Moi! MOOMIN HANNO ラッピングトレイン」は、西武鉄道の40000系(40152編成)に『ムーミン』のキャラクターをあしらった列車。2両ごとに異なるデザインやキャラクターを楽しめるほか、車内にオリジナルマナーステッカーを掲出し、車内外で『ムーミン』の世界観を味わえる。西武鉄道の池袋線、狭山線、西武有楽町線をはじめ、東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線、みなとみらい線でも運行する予定。ラッピングトレインの運行に伴う記念乗車券の発売を予定している。

運行初日の3月5日、飯能駅で出発式が開催された。奥むさし飯能観光協会会長の中里忠夫氏、「ライツ・アンド・ブランズ」と「ムーミン物語」の代表取締役社長を務める伊東久美子氏、西武鉄道取締役常務執行役員鉄道本部長の藤井高明氏、西武鉄道運輸部飯能駅管区長の大橋正氏が出席したほか、ムーミンも登場。テープカット・記念撮影など行われ、最後にムーミンと飯能駅管区長による合図でラッピングトレインが出発した。