現在放送中のカンテレのドラマ『ブルーバースデー』(毎週火曜24:55~※関西ローカル、dTVにて見逃し配信あり)で、松井愛莉とW主演を務めているグローバルボーイズグループ・JO1の鶴房汐恩にインタビュー。本作出演の感想や俳優業への思い、今後の目標など話を聞いた。
2021年に韓国でWEBドラマとして配信され、大きな話題となった『BLUE BIRTHDAY』を日本版にリメイクした同作は、突然失った初恋の相手・蒼馬准(鶴房)を忘れられない尾崎花鈴(松井)が、何度も過去へとタイムスリップしながら、准の死の真相を突き止めて運命を変えるべく奔走するタイムリープ・サスペンス・ラブストーリー。鶴房は地上波ドラマ初主演となる。
――作品の見どころを教えてください。
ラブストーリーですが、僕的にはラブストーリーと言うよりも、サスペンスの印象が強いです。韓国ドラマのリメイク版ですけど、あまりそれにとらわれないで見てほしいです。
――鶴房さんにとって地上波ドラマ初主演です。出演が決まったときの心境は?
もう撮影は終わったのですが、ほとんど経験のない演技のお仕事で緊張というか、不安が大きかったです。撮影を重ねるごとに徐々にほぐれていき、後半は普段の僕も出しながらいい演技ができたのかなと思います。
――演じるにあたって難しかった点を教えて下さい。
17歳の准と、27歳の准がいて、行き来するというのもあって、10年分の落ち着きや若いゆえの子供っぽさを切り替えるのが少し難しかったです。
――撮影中の印象に残っているエピソードを教えて下さい。
撮影で向かい合って話すときに、セリフを言い終わって、カットがかかるまでお互いの目を見つめ合うのですが、カットがかかる前に笑ってしまうのがダメでしたね(笑)。准になりきれなかったです。汐恩になっていました(笑)
――本作の主題歌であるJO1の新曲「Romance」の魅力をどのように感じていますか?
一言で言うと神曲です。僕の主演ドラマの主題歌ということ関係なく、めちゃくちゃ好きな曲です。「Blooming Again」という僕の好きなJO1の曲があるのですが、それと肩を並べるか、超えるかくらいのレベルで好きです。曲自体はミディアムバラードで、すごく良い楽曲です。
――出演が決まったとき、JO1のメンバーの皆さんの反応はいかがでしたか?
皆まだまだ少年なので、恋愛ドラマに出ると聞いて「うぃ~!」と冷やかしてくるような感じでした(笑)
――同時期に他メンバーも別の作品に出演しています。お互いに何か相談し合ったことは?
「相談したいな」と思ったんですけど、スケジュールが合わなくて会えなくて。たまに会いますが、相談するというより「撮影どうなん?」という話のほうが多いです。励まし合って、支え合った感じはありました。
――撮影を通じて成長を感じた点は?
僕、普段あまり緊張しないのですが、撮影で長いセリフを撮る時にすごく胸がしめつけられたんです。ぎゅ~って。セリフが口から出てこなくて、緊張するってこういうことかと実感しました。そこを乗り越えたら一切緊張することなくできましたが、いい経験になりました。
――今回のドラマはヒロインの誕生日がきっかけで物語が始まります。鶴房さんご自身の誕生日の思い出は?
高校時代に、親友から「誕プレ渡してやる」って言われて、もらったんですけどジュース1本でした。それはめちゃめちゃ覚えています(笑)