俳優の鈴鹿央士が7日、都内で行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'22／第28回AMDアワード」の授賞式に出席し、その後、報道陣の取材に応じた。

  • 鈴鹿央士

優れたデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する同アワードで、フジテレビ系ドラマ『silent』が「AMD理事長賞」を受賞。授賞式に、主演の川口春奈をはじめ、鈴鹿、プロデューサーの村瀬健氏が出席した。

『silent』は、主人公の青羽紬(川口春奈)が、かつて本気で愛した恋人で、聴力を失い人との交流を拒むようになってしまった青年・佐倉想(目黒蓮)と、音のない世界で“出会い直す”というラブストーリー。鈴鹿は、紬の恋人で、想とは高校時代の親友という戸川湊斗を演じた。

鈴鹿は、本作への出演で「人生が大きく変わりました」と言い、「1人の人間としても、鈴鹿央士という俳優としても、大切な作品と出会えたというのが大きい変化ですし、『silent』という作品で鈴鹿央士という名前を知っていただくのも大事なんですけど、街で『湊斗』と声をかけられること多くて、役名で覚えてもらうのは俳優としてはうれしいので、幸せですね」と笑顔で語った。

また、目黒とは「この間たまたまテレビ局でお会いした」と明かし、「『お久しぶりです』とお話して、そのときこの賞は決まってなかったと思うので、『最近どうですか?』ってお話したり、世間話をしました」と説明。「お互いの活動を見ながら、目黒さんも見てくださっているらしくて、僕も目黒さんの映画とかあるので、頑張ってらっしゃるなと思って、自分も頑張ろうってなっています」と刺激を受けていると話した。