レバレジーズは3月6日、「正社員とフリーターのキャリア」に関する調査結果を発表した。調査は2022年12月6~9日、全国の18~19歳の正社員・フリーターの男女2,000人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず、「仕事のやりがい」を聞くと、正社員の場合は、「人の役に立つこと」(17.2%)、「給与が上がること」(14.4%)、「やりがいを感じることはない」(12.1%)が上位に挙がった。

フリーターの場合、「やりがいを感じることはない」(21.9%)、「人の役に立つこと」(14.4%)、「人から感謝されること」(10.3%)だった。正社員・フリーターともに「人の役に立つこと」が挙がっている。

  • 仕事のやりがい

次に、「現在の仕事の満足度」を尋ねると、どちらも「やや満足している」が最も多く、グラフに差はほとんど見られなかった。

  • 現在の仕事の満足度

また、「仕事に満足している理由」を聞くと、正社員は「仕事の面白さ」(29.9%)が最も多い回答に対し、フリーターは「人間関係の良さ」(36.9%)が第1位となっている。

  • 仕事に満足している理由

そして、「就職活動・転職活動を始めたきっかけ」を尋ねると、正社員は「給与が低い」(40.2%)、「やりがい・達成感がない」(24.5%)、「人間関係が悪い」(16.5%)。フリーターは「金銭的な不自由・不安」(55.2%)、「正社員のほうが雇用が安定しているから」(28.5%)、「やりがいのある仕事がしたいため」(23.6%)が上位の回答となっている。

  • 就職活動・転職活動を始めたきっかけ