学情は3月6日、「仕事の生産性」に関する調査結果を発表した。調査は1月31日~2月14日、全国の20代の社会人353人を対象にインターネットで行われた。
調査結果は以下の通り。まず、「仕事において、タイムパフォーマンスが悪い、生産性が低いと感じたことはありますか?」と聞くと、「感じたことがある」(53.8%)、「どちらかと言えば感じたことがある」(34.6%)、「どちらとも言えない」(5.9%)、「どちらかと言えば感じたことはない」(3.4%)、「感じたことはない」(2.3%)という結果になった。
また、具体的なコメントでは、「デジタル化すれば省略化できることを、書面で対応している」、「お辞儀をして見える角度でハンコを押すなど、業務の質とは関係のないルールや慣例が多くある」などが寄せられている。
続いて、「仕事で、生産性向上のために意識していることはありますか?」と尋ねると、「意識していることがある」(27.2%)、「どちらかと言えば意識していることがある」(42.8%)、「どちらとも言えない」(20.4%)、「どちらかと言えば意識していることはない」(5.7%)、「意識していることはない」(4.0%)だった。
「組織全体の生産性を高めるために、自分の業務の前後にある工程を意識して仕事をしている」、「既存のやり方が最善かどうかを常に自問自答しながら業務を進めている」といった声が挙げられている。