A.verは3月2日、受験期の子どもへのサポートに関する実態調査の結果を発表した。調査は2月10日〜11日、四年制大学を志望する高校3年生の子どもを持つ親106人を対象に行われたもの。

  • お子様の受験に対して、現在どの程度不安を感じていますか。

子どもの受験に対してどの程度に不安を感じているか聞いたところ、21.7%が「非常に不安を感じる」、41.5%が「やや不安を感じる」と回答。合わせて63.2%の親が不安を感じている事が分かった。

「非常に不安を感じる」「やや不安を感じる」と回答した人に、どのような不安を感じているか尋ねてみた。すると、「試験の結果」が82.1%で最も多く、次いで「子どものストレス」が49.3%、「新型コロナウイルス・インフルエンザの感染」が46.3%で続く結果となった。

  • 受験を控えたお子様に対し、どのような不安を感じていますか。

大学受験を控えた子どもに対して十分にサポートが出来ていると思うか聞いてみると、35.8%が「あまりそう思わない」、5.7%が「全くそう思わない」と回答し、約4割がサポートが不十分であると考えている事が分かった。

  • あなたは、大学受験を控えたお子様に対して、十分にサポートができていると思いますか。

十分にサポートが出来ているかの質問で「非常にそう思う」(11.3%)、「ややそう思う」(47.2%)と回答した人に、どのようなサポートをしているか尋ねてみた。すると、上位は「受験に必要な情報の提供」が53.2%、「子どもの成功や努力を褒める」が51.6%、「快適な学習環境の構築」が48.4%となった。

  • 大学受験を控えたお子様に対して、どのようなサポートを行っていますか。具体的に教えてください。

自由回答では、「ストレス発散の手伝い」や「塾への送り迎え」なども挙がっている。

大学受験を控えた子どもに対して、意識して"やっていない"事について尋ねたところ、「勉強法に関して干渉・口出しすること」が56.6%で最多となり、以下「過度にプレッシャーをかけること」が56.6%、「お金に関する話、愚痴を言うこと」が33.0%で続いた。

  • 大学受験を控えたお子様に対して、意識してやっていない行っていないことがあれば具体的に教えてください。

自由回答では、「価値観の押しつけ」や「特別扱いすること」なども挙がっている。