OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「NIKEハイブリッド」です。
「NIKEハイブリッド」は両極端の二面性
これまでApple Watch NIKEモデルでしか使用できなかった“NIKEブランド”の文字盤が、watchOS 9以降、その他のモデルでも使えるようになりました。
「NIKEハイブリッド」は、時刻表示がアナログ2種類/デジタル1種類の合計3種類、さらにダイヤルの形状が四角形と円形の2種類あり、組み合わせによって18種類ものスタイルにカスタマイズが可能です。
四角形は画面の隅まで色面でカバーし、情報量を抑えたシンプルデザイン。一方の円形は、四隅と12時の位置にコンプリケーションが配置された、情報量多めのデザインです。どのアレンジにも必ずNIKEのロゴがあしらわれており、これをタップすると「Nike Run Club」が開きます(別途、iPhoneに「Nike Run Club」アプリのダウンロードが必要です)。
情報量と実用性
四角形ダイヤルは、時刻表示とロゴだけという潔さがいかにもNIKEらしいデザインです。ランニングをメインにした割り切った使い方に向いています。円形ダイヤルは5つのコンプリケーションに加えてNIKEロゴがあるので、事実上6つの機能を搭載することが可能です。
アナログ時刻表示の長針・短針の視認性は良好。ただし、数字が4カ所またはナシなので、正確な時分を即時に読み取るにはデジタル表示の方が向いています。
おススメの使い方
シンプルに使うなら、時刻表示とNIKEロゴだけの四角形ダイヤルがおススメ。NIKEバンドとのコーデが決まるブランドカラーも用意されています。逆に、情報端末として活用するなら円形ダイヤルが最適。NIKE系文字盤の中ではもっともコンプリケーションが多いデザインです。いずれも、時刻表示はアナログとデジタルから選択可能です。